ここのところずっと継続して続く検索順位の変動ですが、御社のホームページはgoogleやyahooで検索した際にキッチリ上位表示されているでしょうか?
この検索した際に順位付けされる仕組みですが、ほとんどの場合、googleがクローラーというシステムを使って世界中のホームページを見て回っています。
これは機械的にです。
膨大なホームページ見て回った中で、どのホームページを上位に持ってくるかなど調べる(解析する)のがアルゴリズムツールというものです。
このアルゴリズムには2015年からGoogle検索にもAIが導入されています。
このAIのアルゴリズムの見直しをされるたびに検索順位が大きく変動することになります。
ホームページの作成初心者でもわかりやすいように、難しい言葉はなるべく使わず書いていきます。
今までの大きな検索順位変動からSEO対策の本質を知る
なぜアルゴリズムが変わるのか?
ユーザビリティといいますが、「ユーザー(検索する人)が検索した際に、なるべく検索したユーザーの意図に合うホームページを検索の上位にあげよう」というのが根本にあります。
本質を知るために、今までの代表的な変動を簡単に見ていきましょう。
ベニスアップデート
今では当たり前ですが、このころからユーザーが検索した位置によって異なる検索結果を表示するようになります。
東京で「居酒屋」と検索すると、必然的に東京方面の居酒屋が検索上位に表示されます。
大阪で同じように「居酒屋」と検索すると、東京とは違った大阪の居酒屋が検索上位に表示されます。
検索した位置を確認して検索結果を変えるって考えればすごいことですね。
しかもそれを一瞬でやってしますシステムって、さすがgoogleです。
パンダアップデート
ホームページの内容(コンテンツ)の「品質」を評価するアップデートになります。
ありがちな他のサイトからコピペし作成したホームページや、少し書き換えただけといった「オリジナルの内容を持たない」ホームページは評価が下がるようにりました。
ということは、きっちりとオリジナルの内容でホームページを作成していると評価が上がるということですね。
Rank Brain
人工知能が組み込まれました。
どうなったかというと、ユーザーの入力する言葉(検索キーワード)の「意味」を理解するようになりました。
具体的には、例えば「広瀬すずのお姉さん」と検索すれば言葉通りに「広瀬すずのお姉さん」をそのまま探すのではなく、「広瀬アリス」として検索します。
広瀬すずのお姉さん=広瀬アリス ということをわかっているんですね。
もう一つ、「ここから一番近い居酒屋」と検索すれば、「ここ」というのをユーザーが検索している位置に置き換え、その近くの居酒屋を探します。
「ここから一番近い居酒屋」という居酒屋の名前にしても遠ければ出てこないことになります。
クオリティアップデート
パンダアップデートに近いですが、低品質なホームページを排除するアップデートになります。
低品質とは具体的に
- 広告やバナーがホームページの多くのコンテンツを占め、オリジナルのコンテンツが乏しい
- 他ページへのリンクばかりで、コンテンツが少ない
- 重複ホームページやコピーホームページなどでオリジナルな内容のコンテンツが乏しい
- コンテンツの信頼性がない、または低い
- 自動生成されたホームページや、情報の量が少ない
- リンクされるような人気のあるコンテンツがない
ということになります。
ペンギンアップデート
不要なリンクやウェブスパムを取り締まるアップデート。
検索順位を上げることだけを目的として、本来適切な検索順位よりも高い順位を得ようとして抜け道のような手法を使っているホームページは排除されます。
不要なリンクって?と思われるかもしれませんね。
これより以前は、他のホームページから沢山リンクを張ってもらっているホームページは、「他のホームページもオススメのホームページだから有用なホームページだろう」と判断され検索で上位に上がることが多かったのです。
そうすると、悪意のある人たちが、「とりあえず、外部からのリンクを沢山入れたら良いのなら、それを商売にしてしまえ」と多くの金だけで売買できる意味のないリンクが増えてしまいました。
こうなると、「他のホームページもオススメのホームページだから有用なホームページだろう」という仮説が崩れ、このペンギンアップデートが開発されることになりました。
モバイルフレンドリーアップデート
スマホ対応していないサイトの評価が下がるアップデート。
今や、スマホからの検索は全体の60%を超えるといわれています。
ホームページもスマホ対応、スマホでも見やすい工夫がされていることが重要になります。
パソコンの画面だけでなく、タブレット端末やスマホの画面でも見やすいホームページが好まれるようになっています。
インタースティシャルアップデート
ポップアップといって、あるページにアクセスした際に、ポンと見ているページの上に重なるように出てくる画面があります。
多くは広告などですが、このポップアップがページ全体を覆うように表示されるページの評価を下げるアップデートになります。
今でもたまにこのポップアップウインドウを見かけることがありますが、右上のどこかに小さな☒があり、それを押さないとホームページが見れなかったり、次のページに行けなかったりします。
見る側にとっては見にくく、使いにくいですね。
「無理やり見せる」というのは良くないということです。
日本語検索アップデート
言葉の通り日本語をキッチリとはんだんしてくれるようになったのですが、画像ばかりで文章が少ないページの評価が下がるようになりました。
商品の紹介ページなどでも、商品の写真ばかりでなく、説明文もキッチリと入れていく方が良いですね。
それと、写真に説明を入れることもできますので、可能な限り入れた方がより良いホームページになります。
スピードアップデート
今までよりもページの表示速度を気にするようになりました。
これもスマホを使い、検索結果をすぐに見たいというユーザーに対応するためだと思います。
ホームページを作るソフトやホームページに張り付ける画像のサイズなどに工夫が必要になります。
あまり複雑なシステムを使っているソフトだとホームページを表示するのに時間がかかってしまいます。
画像サイズが大きすぎるものも、転送時間がかかり表示させるのに時間がかかってしまいます。
また、ホームページを置いているサーバーも最新のシステムを使ているものや、レンタルサーバーの場合はスピード重視のものの方が良いですね。
BERTアップデート
「BERT(バート)」と呼ばれる人工知能(AI)を使うことで、長い文章や文脈を理解するようになりました。
AIはどこまでも進化していきますね。
文脈を理解するということは、検索上位にあげたいがために、ただキーワードを詰め込んだような文章はダメということですね。
検索で上位表示するなら必須のgoogle検索アルゴリズムの考え方
Google の検索アルゴリズムとは、ユーザーが求めている情報をできるかぎり早く提供するために利用している200程度の一連のアルゴリズムで構成されています。
もともと、ウェブ上に存在する情報の量を考えると、何か情報の整理を助けてくれるものがなければ、必要な情報を見つけるのは不可能に近いです。
Google のランキング システム(検索したら結果としてその検索キーワードに見合ったホームページを順番に表示してくれるシステム)はそのために設計されています。
最も有用な情報を表示するため、検索アルゴリズムは上に書いたようにさまざまな要因を検討します。
ユーザーの検索意図を理解し、より有益な情報をより早く表示することを目標としています。
Googleは確実に「検索ワードごとにユーザーにとって最適なページ」を上位表示するようになってきており今後その傾向が顕著になってくることでしょう。
SEO対策5つのノウハウ
検索キーワードが入力されて、その検索キーワードに沿ったホームページが検索結果として上から順番に表示されます。
この検索結果のできるだけ上位に表示された方が、当然見てもらいやすくなります。
検索結果の上位に表示されるように対策を打つことを、SEO対策といいます。
ここではどんなSEO対策があるのかを見ていきます。
ユーザーの検索意図を理解する
検索アルゴリズムが「ユーザーの検索意図」を理解する限りにおいて、私たちホームページを制作する方もユーザーの検索意図を理解し、検索キーワードに合った、より良いホームページの製作が求められます。
つまり、ユーザー(読者)にどれだけ寄り添って、「記事を書くことができるか?」が重要になっています。
具体的には
例えば、「京都観光 ツアー」と検索するお客様で「京都観光 ツアー 東京」となると東京からの京都観光ツアーを探されている方が想像されます。
それならこのキーワードに対する最適な答えは「東京から1泊2日で京都観光のツアー」などでツアー内容を具体的に書かれたページが最適なページということになります。
対して「京都観光 ツアー 半日」となると京都にすでに来られている、または個人的に京都に来る予定があり半日だけ現地で観光をしたい方が想像されます。
それならこのキーワードに対する最適な答えは「京都での特別な半日観光、オプショナルツアー」などとなりツアー内容を具体的に書かれたページが最適なページということになります。
同じ「京都観光 ツアー」ですが、調べる方の想いはいろいろ、それぞれに合った最適なキーワード、またそのキーワードに沿ったページ内容が求められています。
仮に「京都観光 ツアー」で検索する方のほとんどが「京都での特別な半日観光、オプショナルツアー」を求めている場合。
たまたま検索では「東京から1泊2日で京都観光のツアー」のぺーじが上位に上がっていたら、検索する方と想いとずれが生じます。
その為、いずれこのページは検索ランクが下がることになってしまいます。
このように、お客様が何を意識してどんな検索ワードで検索されるのかを理解してホームページを書く能力が求められます。
キーワードを置く
検索意図でも重要になった検索される場合のキーワードですが、なるべくたくさん思い浮かべて、それらをタイトルや各ページの見出しに置いていきます。
ただ、バラバラに置くのではなく、文章になるように置かないとキーワードを挙げているだけと思われてしまいます。
例えば、
「京都 特別 半日観光、オプショナルツアー」より、
「京都に来られるならおすすめしたい特別な半日観光のオプショナルツアーを掲載しています」
とした方が文章として良いですし、実際に見る人の立場に立っても読みやすいですよね。
読んでもらえるページ作り
キーワードからそれぞれのページで各内容が決まれば、次はどうしらた見てもらえ、読んでもらえるかです。
パッと見て、ごちゃごちゃしたページでは見にくくすぐに離脱されてしまします。
また、文章ばかりでも飽きられて離脱されてしまいます。
検索する側の立場に立てばわかってもらえると思います。
ほどよく写真やイラストが入っていて、知りたい内容がわかりやすく書いていてあるページが求められます。
短くてすぐに読み切れるページもgoogleから「内容が薄い」と判断されかねません。
ある程度のボリュームも必要になってきます。
文章力が問われますが、色々なホームページを見ることで目を肥やしていきましょう。
ホームページのページ数
ホームページにはある程度のボリューム(ページ数)が必要です。
単に数ページのホームページではなかなか検索上位に上がりません。
ここはコツコツと1日1ページや1週間で2ページと目標を決めてゆっくりと確実に取り組んでいきましょう。
目標はページ100ページ。
ここまでできればゆるぎないものになり、ホームページ自体が優秀な営業マンなり資産なりになるでしょう。
どんどんページを増やしていくには、簡単にページを作成できて、できるだけ簡単に分量を書いたり、画像を張り付けたりできるホームページ作成ソフトを選ばれることをおすすめします。
いくらきれいな仕上がりになるからといっても、難しいソフトで時間と手間がかかるようでは多くのボリュームを持ったページを作ることは難しいです。
スマホ対応&ホームページの軽さ
おおよそ2015年までは何かの情報を得るためにはパソコンによる検索が主流でしたが、現在はスマートフォンの普及が進みスマートフォンによる検索が主流になっています。
そこでパソコンで見る画面以外にもスマホ画面で見た際に見やすくなっていることが求められます。
わざわざ2つのホームページを作るのは大変面倒です。
なので、1つのホームページでいろいろな端末で見たときにそれぞれの端末画面にあった表示をするソフトがあります。
これをレスポンシブWebデザインといいますが、ワードプレスのテーマはこのレスポンシブWebデザインに対応しているものが多くあります。
また、スピードアップデートにもありましたが、やはりホームページをより軽く(早く表示させる)ことが求められています。
ホームページ作成初心者でもわかる検索で上位表示SEO対策のトレンドとノウハウまとめ
こちらもワードプレスなら、あらかじめ対応しているので、いろいろとシステム的なことを考える必要がありません。
あとは画像を軽くすることを意識するくらいで済みます。
ワードプレスのテーマといってもとてもたくさんあり、何が良いのか判断に困るくらいです。
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